空気清浄機の処分に困らない!賢く捨てるオススメの処分方法9選

最終更新日:2024年10月12日

 

空気清浄機の処分方法が分からない、捨て方について知りたい、どんな処分方法があるのか知っておきたい、こんなことをお考えですか?

 

\お困りですか?/

 

空気清浄機の処分方法が分からない

 

空気清浄機の引き取りサービスはあるの?

 

無料で処分したいけど、お金ってかかるの?

 

空気清浄機って、売れるの?

 

この記事では、空気清浄機の処分方法について詳しく解説していきます。まだ価値がある空気清浄機の場合には売れる可能性も有る為、その辺りも深掘りして解説しますのでご覧ください。

 

 

\この記事でわかること/

空気清浄機の最適な処分方法が分かる

 

捨てる手順・費用・注意点が分かる

 

無料で処分する方法が分かる

 

空気清浄機を売る方法が分かる

 

 

 

記事執筆者 オラフグループ株式会社
代表取締役 田中 浩二

 

この記事を書いている私は不用品回収オラフグループの経営者です。廃棄物リサイクル業界に勤めて13年以上、これまで10,000件以上のお客様の元から不用品回収をしてきました。空気清浄機の引き取り事例も多く、経験からお役にたてる情報を提供いたします。

 

弊社の経験とお客様からよくいただくご相談を元に、空気清浄機の最適な処分方法について紹介していきます。

 


 

 

 

空気清浄機を処分する9つの方法

 

空気清浄機の処分方法は有料から無料まで9つの選択肢があります。

 

  • 自治体の粗大ごみで空気清浄機を処分する

  • 環境センターへ空気清浄機を持ち込み処分する

  • 家電販売店に依頼して空気清浄機を処分する

  • ホームセンターの引き取りサービスで処分する

  • 小型家電宅配リサイクル回収を利用する

  • リサイクルショップに買取りして貰う

  • フリマアプリやネットオークションで売る

  • 地域掲示板で欲しい人に譲る

  • 不用品回収業者で空気清浄機を処分する

 

以下で深堀して解説していきます。選ぶ処分方法によって費用や手間も変わるので、自分に合った処分方法を選ぶところから始めてみましょう。

 

 

 

自治体の粗大ごみで空気清浄機を処分する


空気清浄機は自治体の粗大ごみ収集を利用して処分できます。

 

地域の粗大ごみルールを確認して、条件に従い処分するので少々手間はかかりますが、空気清浄機1つにつき500円〜1,000円と安くて安全に処分できるオススメの処分方法です。

 

どの自治体でも、自宅の前まで引取りに来る「粗大ごみ戸別収集」とゆうサービスがあります。自治体と提携する回収業者が自宅の前まで空気清浄機を引き取りに来てくれるというものなので手軽に利用出来て安くてオススメです。

 

粗大ごみ戸別収集は完全予約制なのでまずは地域の粗大ごみ受付へ電話やインターネットから申し込みましょう。予約が取れたら粗大ごみ処理券を購入し、指定された場所へと空気清浄機を運び出します。

 

デメリットとしては、休日には回収して貰えない事、予約から回収日まで時間がかかる事、時間指定が出来ない事、当日に立ち合いが必要な事、事前に粗大ごみシールなどの購入の必要がある事、日中に限定される事、などがあり、利用する際には割と注意が必要です。

 

「戸別収集の注意点」

  • 収集日は月に数回程度
  • 休日には回収して貰えない
  • 事前に粗大ごみシールなどの購入の必要がある
  • 引取りは日中に限定される
  • 予約から回収日まで時間がかかる
  • 当日に立ち合いが必要
  • 朝8:00までに出さなければならない
  • 運び出しは自分たちで行う

 

 

 

環境センターへ空気清浄機を持ち込み処分する


地域の環境センターへ空気清浄機を持ち込む処分方法もあります。

 

戸別収集と同じく自治体の管轄での処分方法なので安く捨てられます。料金体系は重さによって決められていて、10kgあたり10円くらいです。空気清浄機なら100円以下で捨てられるでしょう。

 

自分で処理施設まで運ぶ手間はかかりますが、戸別収集よりも早く、安く空気清浄機を捨てられる方法なので、自家用車をお持ちの方であればオススメの処分方法です。しかし、一部の市区町村では持ち込み自体を受け付けていない場合もあるので事前に確認してから持ち込むようにしましょう。

 

「注意点」

  • 持ち込みができない市区町村もある
  • 支払い方法は自治体によって変わる

 

 

 

家電販売店に依頼して空気清浄機を処分する


家電販売店で空気清浄機を処分してもらう方法もあります。

 

利用方法は家電販売店へ持ち込んで引き取り料金を支払うだけです。料金は550円〜1,100円と粗大ごみ戸別収集と変わらないくらいの料金な上に、買い替えであれば下取りとして無料で引き取ってくれる販売店もあります。

 

家電販売店の営業時間内であればいつでも持ち込みできるため、土・日・祝日や17時過ぎでも空気清浄機を引き取ってくれるところも魅力的です。

 

引き取られた空気清浄機は小型家電リサイクル法に従って、リサイクル工場にて分解、再資源化され、再び家電製品として生まれ変わっています。

 

「料金目安」

ケーズデンキ 1,100円
ジョーシン 550円
ヨドバシカメラ 1,100円
エディオン 550円
ビックカメラ 無料下取り(購入が条件)

 

 

 

ホームセンターの引き取りサービスで処分する


ホームセンターでも空気清浄機の引き取りサービスを実施しています。

 

大手ホームセンターのカインズや島忠ホームズでは買い替えの場合に限り、無料で引き取ってもらえます。家電販売店と同様に引き取りサービスを行う店舗へ自分で持ち込むことになります。

 

後日、空気清浄機を持ち込むときには購入したことが分かるレシートを持参しましょう。カインズではオンラインで購入した場合でも引き取りは可能ですが、自分で最寄りの店頭へ持ち込まなければいけません。

 

ホームセンターで空気清浄機を購入する予定がある方はこのサービスの利用がとてもオススメです。

 

 

「注意点」

  • 同等商品の購入時のみ
  • 出張引取サービスはしていない

 

 

 

小型家電宅配リサイクル回収を利用する


小型家電の宅配リサイクル回収を利用して捨てることもできます。

 

小型家電の宅配リサイクル回収サービスとは、指定のリサイクル券を購入して宅配便を利用して処分先へ空気清浄機を送って処分する方法になります。有名なものはリネットジャパンの宅配リサイクルサービスで、家に居ながらにして空気清浄機の処分ができるというメリットがあります。

 

「手順」

小型家電リサイクル券の購入

アマゾンや楽天で小型家電リサイクル券を購入します。

梱包

規定サイズのダンボールに空気清浄機を梱包します。

集荷連絡・発送

指定の運送会社へ集荷申し込みをし、スタッフに伝票とともに渡す。

 

料金は約2000円と家電販売店や粗大ごみ回収よりも高くなってしまいますが、ダンボールに入るなら小型家電を何点入れても問題ありません。宅急便での配送になるので夜まで送ることが出来る時間的なメリットも大きく、忙しい方にはお勧めの処分方法です。

 

「注意点」

  • ダンボールの規定サイズは縦横高さの3辺が160cm
  • 総重量は30kg以内

 

 

 

リサイクルショップに買取りして貰う


空気清浄機をリサイクルショップに買い取ってもらうこともできます。

 

もちろん、買い取られる空気清浄機はいくつかの条件がありますが、査定は無料なので「とりあえず聞いてみる」という作戦もありです。静音機能付きや20畳以上対応の大型モデルなど人気の空気清浄機の買取価格は5000円〜20000円です。

 

「よくある買取条件」

  • 製造から5年以内
  • 正常に動くこと
  • 人気のメーカー(シャープ、ダイソン、パナソニック)

 

付属品がなくても減額になることはありませんが、リモコン、フィルターの替え、説明書をいっしょに査定してもらうと査定価格が上がったり、買い取ってもらいやすくなります。

 

 

 

フリマアプリやネットオークションで売る


フリマアプリやネットオークションで空気清浄機を売ることもできます。

 

リサイクル業者の中間マージンが無くなる分、リサイクルショップよりも高く売れる事が多く、結果手元に残るお金は多くなります。リサイクルショップでは買い取ってもらえないような空気清浄機でも売れる可能性が高くなることも大きなメリットです。

 

たとえば、メルカリでは5年以上経過している空気清浄機でも取引が成立していますし、車用や卓上などの小型から14畳対応まで幅広く出品されています。

 

出品から発送までの作業など、手間がかかる事を自分で行わなければいけなかったり、出品しても売れる保証がないという点がデメリットです。時間に余裕がある方は2月の後半から4月に出品しましょう。花粉症のシーズンに需要が伸びる商品なので、早く、高く売れるようになります。

 

「注意点」

  • 送料に2000円以上かかる
  • 確実に売れる保証がない

 

 

 

地域掲示板で欲しい人に譲る


空気清浄機の状態やスペック的に売れないけれど、無料で処分したいという方には「ほしい人に譲る」という方法もあります。正常に動くなら欲しいという方も案外いるものです。

 

まずは友人や親せきなど近しい人に声掛けしてみましょう。ペットを飼っていたりする人は実は汚れてもいい空気清浄機が必要だったりしますので、声をかけてみましょう。捨てようと思っていた物を喜んで貰ってくれる可能性が十分にあります。

 

周囲で見つからなければインターネットの地域の譲渡掲示板ジモティーに登録するとさらに幅広い方から探せるようになります。空気清浄機の写真を撮って地域を登録すると、無料で引き取りに来てくれる人とマッチングしてくれるので、とても便利なサービスです。

 

時間にゆとりがある方にはお勧めの処分方法になりますので是非ご検討ください。

 

 

 

不用品回収業者で空気清浄機を処分する


不用品回収業者では大きさやメーカーに関わらず、空気清浄機の引き取りをしてくれます。不用品回収とは家庭や企業でいらなくなった家具や家電、雑貨類などを回収してリユースやリサイクルまでしてくれるサービスのことです。

 

もちろん空気清浄機1台だけでも引き取りに来てくれるのですが、割高になってしまうためあまりおすすめはできません。断捨離や引っ越しで複数の不用品が出るときには重宝されています。

 

粗大ごみ収集よりは高くなってしまいますが、自分の好きな時間に来てくれて運び出しから回収、処分まですべて任せられるのは他の捨て方にはない魅力です。

 




空気清浄機を処分するイミング

 

空気清浄機の処分するタイミング、難しいですよね?

 

ここからは、一般的に空気清浄機を処分するタイミングとしてオススメな状態についての解説、そしてその際に注意して欲しい事を解説していきます。

 

・買い替えの目安
・フィルターの処分方法

 

それぞれ具体的に理由も含めて深掘りして解説していきたいと思います。

 

 

 

空気清浄機の寿命のサインとは


まず、製造メーカーが推奨する空気清浄機の平均寿命は6年から10年と言われています。空気清浄機本体の法定耐用年数は6年なのですが、フィルターやモーターの寿命は10年であることが理由に挙げられます。

 

使い方によっては平均よりも短くなることも十分に考えられます。空気清浄機は1日あたりタバコ5本分の煙に含まれる汚れを集めることを想定して作られているからです。喫煙ルームや工場など想定よりも空気が汚れやすい環境下では早めの買い替えが推奨されています。

 

使用中に「カラカラ・カタカタ」といった異音がしたときにはすぐに使用を中止して点検してみましょう。異物がファンに入り込んでいると連鎖的に故障してしまいます。

 

使用から6年以上が経過して、違和感を感じる症状がある時は処分するタイミングと言えるでしょう。

 

 

 

フィルターの処分方法


空気清浄機のフィルターは基本的に燃えるゴミに分類されます。化学繊維でできているのですが、フィルターには汚れが付着しているからです。プラスチックの容器は資源ごみになりますが、内側が汚れているときには可燃ごみになるのと同じ考え方です。

 

廃棄物の法令を管轄する環境省での回答も可燃ごみと定義されています。

 

燃えるごみの日にごみ袋に入れて集積所へ出しておく事で問題無く処分することが出来ます。もちろん、他の燃えるごみと一緒に入っていても何の問題も御座いません。




空気清浄機の処分の事例

 

ここからは参考として、当社で過去にご依頼を頂いた空気清浄機の処分の事例をご紹介します。1点でのお引き取り依頼というよりは、お引っ越しや断捨離の中に空気清浄機も入っているケースの方が多いです。料金や流れも包み隠さずご紹介しますので、ご参考にしてください。

 

空気清浄機と不用品の回収依頼


担当者からのコメント
空気清浄機の無料引き取りのご相談をいただきました。新調したため、いらなくなったとのことです。壊れてはいないのですが、ご購入されたのは10年以上前だったので、当社では無料引き取りの対象にはならず、有料でのお引き取りになることをお伝えしました。安い処分方法として、粗大ゴミでの処分をご提案したところ「検討します」とのことで終話となりました。翌日、「やっぱり回収をお願いします」と再度お電話いただき予約を取りました。空気清浄機以外のこまごまとした不用品も追加でお引き取りしましたが、到着からお支払い完了まで10分もかかりませんでした。

回収物 空気清浄機、不用品少量
作業時間 30分
作業人数 2名
お見積り ¥18,000
買取り ¥0
お会計 ¥18,000

 

壊れた空気清浄機などの引き取り希望


担当者からのコメント
壊れた空気清浄機や本棚、カラーボックスのお引き取り依頼をいただきました。まだ増えるかもしれないとのことでしたので、今わかっているところまでで簡単にお見積金額を伝えさせていただきました。少しでも費用を抑えたいとご要望だったので、午後のフリー便で予約完了です。ご訪問時に追加でプラスチックチェスト、衣装ケースのご依頼いただいたので追加分のみお見積もりしてから作業を開始しました。

回収量 空気清浄機、本棚、カラーボックス、チェスト、衣装ケース、ダンボール3箱
作業時間 50分
作業人数 2名
お見積り ¥20,000
買取り ¥0
お会計 ¥20,000

 

引っ越しに伴い空気清浄機や不用品を捨てたい


担当者からのコメント
「明日、回収をお願いできますか?」とさいたま市にお住いのご夫婦からお問い合わせいただきました。リサイクルショップで買い取ってもらう予定だったのですが、一部買取不可として残されてしまったとのこと。お引っ越しは今週末に迫っている上に、明日しか時間がないと、とにかくお急ぎのご依頼でした。偶然にも翌日の朝一番に空きがあったので、すぐにトラックを手配しました。ベッドやマットレス、洗濯機など大型家具や家電など10点以上のお引き取りでした。粗大ごみ収集に間に合わなかったお客様からのお急ぎ依頼もよくいただいております。

回収量 空気清浄機・ベッド・マットレス・棚・洗濯機、タンスなど
作業時間 60分
作業人数 2名
お見積り ¥36,000
買取り ¥0
お会計 ¥36,000

空気清浄機の処分方法まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

空気清浄機の捨て方は沢山の処分方法がありますが、スペックや捨てたい状況によって、あなたに向いている処分方法は変わってきます。安く捨てたいのか、早く捨てたいのか…自分の中の優先順位をつけて処分方法を選びましょう。

 

そもそも自分に向いている処分方法もよくわからないという方は、お気軽にご相談ください。私が状況やお住まいの地域から最適な方法をご案内します。