初めてで不用品回収業者の選び方、サービス内容、料金が知りたい方へ


最終更新日:2021年7月18日

 

●不用品回収を頼みたいけど、何をどこまでやってくれるのか知りたい。

 

●いい業者があれば頼みたいけど料金がいくらなのか分からない。不安だしトラブルの噂もよく耳にする。

 

●どんな物が買い取って貰えるか知りたい。安くて都合のいい日に来てくれる業者がいい。

 

こんな事を思っていませんか?

 

ここでは下記の内容を当社の実例もまじえて丁寧に解説します。

 

 

 

このお役立ち情報を書いている私は一般廃棄物・産業廃棄物・不用品リサイクルの経験12年。

 

関東で最大規模の廃棄物リサイクルの統括役員からの業界の経験が長いので、少しはお役に立てるかと思います。

 

この記事を書いている人


 

 

 

まず、不用品回収とは?どんな物か知る

 

これを見ているあなたは不用品・廃品回収を頼んだ経験がありますか?

 

おそらく大半の方が「いいえ」でしょう。あまり認知されていない分、常識や料金、在り方も一般的に分からない事が多い為、業者を選ぶ際の決め手が分からず迷った挙句、失敗します。

 

失敗する理由は簡単で、悪徳業者ほど口約束の嘘が上手だからです。優良業者ほど追加料金などは発生しませんが、入り口の相談段階で格安のあり得ない料金を伝える悪徳業者に皆様はおかしいと思いつつも希望を持ちながら依頼をしてしまいます。

 

 

これだけ現実に悪徳業者が存在していると分かっていても、淡い期待で頼む人は頼みます。結果、よく聞く追加料金で大失敗して後にも引けず大金を払う、これがネットでよく見る失敗の体験談です。そんな事にならない為にも、まずは不用品・廃品回収とは何か、以下で学んでいきましょう!

 

 

 

 

不用品回収とは、量に合わせたトラックと人数で家まで来てくれる

 

当たり前ですが、不用品回収サービスは、物量に合わせたトラックとスタッフで自宅まで回収をしに来てくれます。

 

お見積りの段階で、どんな不用品がどれぐらいあるのかを伝えれば、回収トラックの手配はプロが行ってくれますので、的確に、ありのまま全て伝える事が一番重要なポイントです。

 

不用品の伝え忘れやうっかりミスがあると『積みきれなかった』『事前見積り金額より追加料金が発生』こういった事態を招いてしまう可能性があります。注意しましょう。

 

《例》
メールお問い合わせにて不用品回収の依頼、物量と内容を電話でも確認。軽トラックで問題なしと判断し、当日お伺いした所、メール記載内容の約3倍の不用品があり積みきれなかった。

 

お客様はその日そのアパートの退去日だったが、当日の予約もすべて埋まっており追加の量に対応する事が出来ず、結果、退去日自体が遅れる事となってしまった。

 

こちらは実際にあった例です。そしてよくある例でもあります。

 

こんなトラブルを避ける為にも、不用品の物量と内容はしっかりと選んだ業者へ的確に伝えましょう。

 

 

 

 

重たい物や出せない家具も運び出してくれる

 

不用品回収サービスでは、重たい金庫や冷蔵庫、解体が必要な婚礼家具やつり上げ搬入家具も解体回収をしています。

 

家具の解体は通常の料金とは別途かかる場合もありますので、必ずお見積り時に依頼先の業者へ伝えましょう。

 

重量物運び出しや家具の解体は、ほとんどの不用品回収業者が対応可能だと思いますが、事前に伝えていないと専用解体工具等を積んでおらず、対応不可の場合もありますので注意が必要です。

 

《お見積りの例》
※婚礼ダンス2竿の解体と不用品回収の場合

 

基本料金     ¥14,800
家具解体費用   ¥3,000
合計金額     ¥17,800

 

このように、状況によっては追加で費用がかかる場合もあります。問い合わせて聞くのが一番早く確実ですので気になった人は聞いてみましょう。

 

 

 

 

仕分け・梱包・運び出し作業が基本サービス

 

不用品回収サービスは、『仕分け→梱包→運び出し→リサイクル』が一つのセットになっているサービスです。

 

ですが、各業者によってその他の強みや弱みは様々で、それこそが業者を選ぶ際の決め手となります。

 

例えば当社の強みの1つを例に出すと、お家が生活環境のそのままの散乱状態でも、お客様で分別してゴミ袋に入れた状態でも、基本料金は変わりません(ゴミ屋敷・断捨離プランを除く)

 


 

『なんで?』とよく言われますが、きちんと理由があります。

 

料金に変動があるのは、住宅環境や回収物の内容による事が大半です。

 

理由としては簡単で、ゴミをゴミにしないからです。それには高度な専門知識と販売経路、リサイクル経路が必要ですので、お客様で分別された物は再度スタッフにより再分別される為、料金は変わりません。

 

これはあくまで弊社の強みです。1番簡単な確認方法として、依頼を検討している業者の無料のお見積りをとる事が最短の解決策です。

 

 

 

 

不用品を何でもかんでも回収してくれる?

 

業者により様々で対応可能品はバラバラです。家具だけ回収の会社も有れば、何でも残さず回収の会社まで、業者により条件は違います。

 

例えば当社を例とすると、法律に触れるものを除き何でも回収可能です。

 

廃棄物法令の関係により一部、提携先の市区町村一般廃業者に委託する場合があります。その場合も手配やご案内はこちらで行います。

 

と、ゆう感じで業者により条件が全然違います。ご自分に合った業者選びを心がける、といってもそれが分からないからこれを読んでいるのかと思いますので、最善策としては『直接問い合わせる』これに勝るものはありません。

 

 

 

 

買い取りの強い不用品回収業者を選ぶ

 

費用を安く抑える為にも買取りが強い不用品回収会社を選ぶのは必須です。

 

不用品回収・廃品回収の場合、一番のキーポイントは買い取りです。

 

一応当社は業界でも1、2を争う買取り・リサイクルの強さを誇ります。それがどんな内容でどんなレベルか、以下で少し見てみましょう。

 

国内リサイクルだとインターネットリサイクルショップ販売、ネットオークション販売、業者セリ市場出品、海外リサイクルは主にタイで販売店舗は7店舗と提携しています。この提携先確保によりご家庭にある殆どの不用品がリサイクルに該当していきます。

 

高価なものは買い取れて当たり前です。そうじゃない物に、いかにお値段をつけるかにこだわっている事をウリにしている会社です。具体例が気になる方はこちらの(買い取り実績)よりご覧ください。

 

ごみとして処分するお金を払うのか、リサイクルして少しでも減額されるのか、プラスマイナスの差し引きで見てみると最終金額に大きな差が生じます。

 

 

 

 

 

不用品回収の料金の決まり方

 

不用品回収の料金の決まり方について以下で解説していきます。答えから言えば、この業界の料金は「高い」です。引越しと同じか、もう少し費用はかかります。引越しと同じような作業をして処分・リサイクルをするので当然と言えば当然です。

 

まず不用品回収はどの業者もそれなりにお金がかかる、と認識しておくことで嘘の格安料金をエサにする悪徳業者にも引っかかりづらくなりますので、以下でしっかりと学んでいきましょう。

 

 

 

 

不用品・廃品回収の料金システム

 

世間一般的な不用品回収業者の料金で1番多いのは以下のようなシステムです。

 

『基本料金−買取り料金=お会計』

 

基本料金は変動します。回収物の内容、住まいの階、道路環境による原因が多いです。引っ越しの料金の決まり方とほぼ同じです。

 

《例》
基本料金     『¥74800』
5階階段料金   『¥5000』
作業人員追加   『¥8000』
買い取り金額   『−¥15000』
お支払い金額   『¥72800』

 

自宅環境や道路状況は十人十色ですし、都道府県によっても相場が違います。まずは自分が今の住まいで不用品回収を依頼したらいくらかかるのか、無料のお見積りを利用して把握をしましょう。

 

 

 

 

物量・内容・住まいの階で金額は変動

 

基本料金が変動する原因は『物量』『回収物の内容』『階段作業』大きくこの3つです。

 

理由は簡単で『作業代』です。引っ越し業者を例にしてみると非常に分かりやすいです。引っ越し業者の場合、荷物の梱包はお客様、次の自宅へ1回で運搬をして作業完了。

 

非常にシンプルですが、不用品回収と料金はあまり変わりません。料金変動の原因もほぼ同じ理由です。お見積りの例を見てみましょう。

 

《例:団地3階階段作業の場合》
不用品回収費用 ¥14800
階段料金    ¥3000
お見積もり   ¥17800+税

 

《例:戸建ての場合》
廃品回収料金  ¥24000
階段料金    ¥なし
リサイクル券  ¥9000
お見積もり   ¥33000+税

 

住宅の環境が違えば料金は変動しますので、ネットで見る安い金額に踊らされずに、まずは「無料お見積り」これにつきます。

 

 

 

 

 

分別しなくても料金が変わらない会社が存在する

 

この業界には、一部ですが分別をしないそのままの状態でも費用が変わらない会社が存在します。

 

不用品回収料金が安くなるかもしれない、とゆう理由でご相談前にご自分で不用品をおまとめになる方は非常に多いです。ですが、ほとんどの場合実際に料金は安くなりません。

 

 

弊社も含めて近年の不用品回収業者はリサイクル率が90%を超える所も少なくありません。かなり高度な専門知識を活用して数百種類の判断と分別をします。

 

その為、お客様で分別をされても必ず再分別をしますので、料金は安くなりません。むしろ最悪の場合、ゴミと一緒になったリサイクル品がリサイクル出来ず費用が上がる場合もあります。

 

無駄な努力+費用が上がる、なんて事にならない為にも「無料見積り・相談」は先にしてから何をするか決めましょう。

 

 

 

 

定額パックってなに?

 

不用品回収業者の大半が『パックプラン』を用意しています。こちらの適用条件は不用品回収会社により異なりますが、うまく活用する事で費用を抑えることが出来ます。

 

しかし、注意点があります。大半の会社はパックプランの説明をトラックの大きさで記載しています。

 

【注意点】
よく見るのは2トン車1台¥〇〇〇〜、とゆう物です。同じ2トン車でも小さい2トンと大きい2トンではその差はなんと3倍です。裏を返せば、同じ2トンパックでも料金は変わらず3倍積んでくれる業者があるとゆう事です。

 

ここでポイントです。

 

不用品回収のパックプランで肝心なのは『積んでくれる体積』です。

 

パックプランの表記のどこかに『〇m』と記載がされている事が多いので必ず確認しましょう。記載がない不用品回収会社への依頼を検討の場合は必ず事前に何がどれぐらいあるか伝えてパックプランが適用できるか確認をしましょう。

 

 

次に、パックプランでよく見る料金の¥〇〇〇〜、この〜の意味について説明します。

 

この意味を業者目線で申し上げますと、ぎりぎり適用できないけど、少しの追加料金で何とかします、とゆう事です。

 

5階から階段作業で階段を下りてから100m先の駐車場で不用品を積み込む作業と、1階で階段作業無しで全てリサイクル品の作業があった場合、一般的にパックプランが適用されるのは後者です。

 

ご自宅の状況と不用品の内容は本当に様々です。自分の自宅がどんな風にいくらで片付けて貰えるのか、パックプランが使えるのか、直接相談してみましょう。

 

 

 

 

不用品回収業者を選ぶ時の3つのポイント

 

不用品回収業者を選ぶ時には、ちょっとしたコツがあります。コツを抑えて検討する事により失敗する確率を大幅に減らすことが出来ます。

 

何度も言いますが、悪徳業者ほど、嘘つきであり、あり得ないぐらい良い条件を提示してきます。それらの見極め方も含めて以下で勉強していきましょう。

 

 

 

 

安心できる業者の見分け方はある?

 

一撃で見分ける方法は『完璧にはありません』

 

この記事をみているあなたはここへどうやってたどり着きましたか?大半の方がインターネットで不用品回収を埼玉で調べてだと思います。インターネットで調べると沢山の不用品回収業者が出てきて情報が沢山あります。

 

その中には良くも悪くも色々な情報があり、どんな会社でもコストを多めにかければ立派で綺麗で頼みたくなるようなホームページが出来上がります。これだけだと有益な情報がお伝え出来ていないので、あくまで私個人の意見として業者をみる『コツ』をお伝えします。

 

私の把握もしきれていない部分がありますのであくまで1部の参考としてご覧ください。

 

@グーグルマップで住所と『写真』を確認する

 

一概には言えませんが、弊社とお付き合いのある同業の会社様は比較的多い割合で自社倉庫又は事務所を構えています。リサイクルや販売をやっていると倉庫は必需品ですし、会社をやっているのであれば事務所は必需品です。

 

うちの場合は【不用品回収オラフ埼玉】こんな感じです。記載されている住所がマンションやアパート、更地や駐車場の場合、あくまで私個人の意見ですが『会社なのかな?』と思います。普通に考えて個人の廃品回収でしょう。

 

逆に、住所を調べたときにグーグルマップのビューで会社の看板と倉庫や会社の名前が確認できれば『そこに会社を構えている』事が確認できます。たまにオフィスビルの何階とゆう住所表記を見ることがあります。その場合は集客ビジネスを目的としたウェブ制作会社がホームページの所有権を持っている可能性が高いです。

 

その場合は、後ろに控えている業者は複数であり様々で、いい会社もいれば悪い会社もいます。一括見積サイトも基本これに該当します。

 

 

 

Aランキングサイトや複合ポータルサイトの注意点

 

こちらも一概には何とも言えませんが、今回は悪い部分に着目して解説致しますので全てが悪いと判断されないようにお願いします。まず、最近の悪いランキングサイトで見る多い例は『自社でランキングサイトを運営している』です。

 

こちらはランキング上位3社どこに問い合わせても全て自社に繋がる仕組みになっています。もちろんネット上だと名前も住所も違いますので注意が必要です。ランキングサイトで相見積もりをとる時は、必ずそのランキングサイト以外からも見積もりをとる事をおススメします。

 

 

 

 

料金を抑える方法

 

不用品回収の料金、はっきり言って高いです

 

関東でも特に東京、神奈川、千葉、埼玉での不用品回収サービスは郊外に比べて料金が高いです。土地柄仕方がないですが、少しでもお得に安く済ませる方法をここではお伝えします。

 

まず大前提に『量を減らす』これが1番安く収まります。方法はいろいろありますが基本形は以下の通りです。

 

《料金を安くする方法》
@自分で本気で頑張って捨てる
A貰ってくれる人を探す
Bジモティーなどであげてしまう

 

シンプルにこんな感じです。色々な理由があってこれが出来ない人は

 

@買い取りが強い会社へ依頼する

 

全国には数千の不用品回収業者があります。悪徳な業者を除き普通に頑張っている業者はほとんど回収料金に差はありません。ただ1つ明確な差が出るのが『買取り』です。

 

誰もがゴミだと思っていても意外に値段がつく事が多々あります。いらないもの=ゴミの概念を捨てましょう。

 

 

 

 

 

希望の日、時間で来てもらう為に必要な事

 

不用品回収を頼んでも希望日、希望時間に来て貰えないと大変ですよね?

 

せっかく依頼をしようと決めて頼んでも、その日の予約がいっぱいで断られる事が実はよくあります。そんな事にならない為にも必要なたった1つの大切な事、それは『早めに電話して相談する』、これしかありません。

 

相談でお金がかかるのなら話は別ですが、そんな会社見たことありません。作業量が多ければ多いほど業者を頼んでも時間はかかります。同じ人間が作業しますので。一軒家の不用品回収+買い取りで3日間かかるとか普通にあります。

 

どうせ頼むなら決意をして早めに予約を入れましょう。場合によっては弊社のように早割などをやっている会社もありますので善は急げです。

 

 

 

 

見積り前にきめておくべき3つの事

 

私の会社には、毎日約60件前後のお問い合わせを頂戴します。月間で約2000件です。それほどのお問い合わせがあると、お客様が、どうしたら円滑に、有利に交渉したら上手くいのかある程度見えてきます。

 

業者に分かりやすく的確に、要点を押さえて相談していく事により円滑に進んでいくでしょう。担当者も人間ですので、上手に相談出来れば少しぐらいのわがまま、サービスはしてくれると思います。

 

 

 

 

いつ回収してほしいのか

 

『回収希望日』を予め決めておくことは重要です。出来れば複数の日時を用意しておきましょう。理由としては具体例で説明します。

 

 

『あなた』
8月10日に見積もり → その後納得で依頼する意思を伝える

 

『業者』
今現在の空き状況ですと8月13日と15日が作業可能です。

 

『あなた』
スケジュールを確認して明日電話します。

 

翌日
『あなた』
13日でお願いします

 

『業者』
すいません、後からお問い合わせのお客様のご依頼でどちらもご予約が満員です。

 

これ本当によくあります。予約はどの業者も基本は『先約優先』の業界ですので、せっかく依頼を決めてもこれだとまた業者探しの振り出しに戻ってしまいます。そんな事にならない為にも依頼日はきちんと決めておきましょう。

 

 

 

 

何を回収してほしいのか

 

何を回収してほしいのか決めておくと『正確なお見積り』が出ます。当日にかかる料金が把握できて準備ができます。

 

ですが重要かというと実はそうでもありません(笑)量が少ない場合は簡単に伝えられますのでいいですが、量が多い場合は1つ1つ伝えていたら大変です。その場合は『現在の状況と不用品回収の目的』を伝えましょう。例えば

 

「アパートを退去したいので丸ごと全部不用品回収してほしい。」

 

これを伝えるだけで十分です。業者目線で言えば、次のご案内に進む事ができます。※訪問お見積りなど 長々と書いてしまいましたが、要点をまとめると以下の通りです。

 

@依頼する会社をきちんと調べる(グーグルマップ推奨)
A現在の状況、回収内容を的確に伝える
B買い取りが強い不用品回収業者を選ぶ

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

初めての不用品回収、失敗しない為にと私が知っている事を執筆してみました。このお役立ち情報が少しでも誰かのお役にたつ事を願っています。

 

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