安い廃品回収業者の選び方と注意点【初めての方向け】


最終更新日:2022年09月24日

 

来るだけ安く廃品回収を頼みたい。安く頼める業者選びとかも知りたい。安くするコツとかあれば知っておきたい方へ

 

●廃品回収を安く頼む方法が知りたい

 

●安く頼める業者選びの方法が知りたい

 

●料金を安くするコツが知りたい

 

●無料で巡回している廃品回収の料金が知りたい

 

こんなことに興味をお持ちですか?

 

本記事では下記の内容を実例もまじえて分かりやすく解説します。

 

 

 

 

この記事を書いているのは遺品整理・特殊清掃会社の経営者です。

 

不用品回収業界で12年、合計9100名以上のお客様の不安や疑問を一緒に解消してきました。経験と実績にもとづいて「疑問」と「不安」を取り除く情報を提供しています。

 


 

 

 

廃品回収を安く頼む方法

 

家まで不用品を引取りに来てくれる便利な廃品回収、時には必要不可欠な良いサービスです。

 

ネットで業者を探してみると沢山の業者があり、家にもチラシ広告がいっぱい、無料でアナウンス巡回している軽トラック、現在では業者の数は選べるほど存在します。

 

安くていい業者も、悪徳業者も存在している為選ぶ方も一苦労です。

 

そんな時に、安くていい業者を簡単に選べるように安くていい廃品回収の頼み方を解説していきます。

 

 

 

 

ネットから見積り依頼する

 

インターネットで自分の地域の廃品回収業者を探して、メールや電話で無料見積りをしてみましょう

 

いくら安い料金を調べても、その情報は答えではありません。実際に廃棄したい廃品のリストを準備して、メール、電話、ラインなどで見積もりをして貰いましょう。

 

出来るだけ見積りの金額を正確にするために、廃品の内容、大きさ、家電などの年式、状態など回収品の内容について詳しく伝えましょう。

 

ネットで安い業者を探す場合には、「聞いてみるのが一番早い」です。誇大広告も多いので惑わされずにとにかく聞いてみる事をおススメします。

 

「見積り前の準備」

 

●回収する廃品のリストを作る
●大きい物は大きさを計っておく(高さ、横幅など)
●家電は年式とメーカーを確認しておく

 

ここまで準備しておけば、簡単にお見積もりが出来ます。一度作っておけば相見積もりの際にも何度でも使えますので初めに準備しておきましょう。

 

 

 

 

 

相見積もりで料金を比較

 

同じ条件で、最低でも3社は相見積もりを取りましょう。

 

最低でも3社です。理由として、廃品回収業者により強みと弱みが異なります。家具に強い業者、家電に強い業者、買取りもしている業者など、回収品により見積りの誤差が出やすいのが廃品回収です。

 

その為、自分が今回廃棄したい物にピッタリマッチした業者選びにはとにかく数を打つ方が最善と言えるでしょう。

 

メモ書き程度で十分なので、回収して欲しい廃品のリストを作り、問い合わせる業者のリストを作ったら無料見積りで一気に相見積りして費用リストまで作ってしまいましょう。

 

「相見積もりの注意点」

 

●同じ廃品の内容で見積もりする
●同じ回収日時で見積もりする
●追加料金無しの条件で見積もりする

 

 

 

追加料金に注意する

 

廃品回収で特に注意が必要なのが追加料金です。見積り時に必ず追加料金は無しの約束をしておきましょう。

 

初めの見積もりだけ安く提示して、制約した後に当日難癖をつけて追加料金を請求する業者は「沢山存在します」。

 

引越しや退去など後に引けない状況だと知られているとそこを付け狙う業者もいます。リスクを考えると「引越しをするので」などの理由を業者へ伝えるのはあまりオススメしません。

 

シンプルに廃品回収のお見積もりを行い、追加料金を請求しない約束を電話だけでなくメールや文面、お見積書で残るように約束して貰うようにしましょう。

 

「追加料金を無くす方法」

 

●メールで追加料金無しの証拠を残す
●正式な見積書を発行してもらう
●廃品のリストを詳細に作る




安く頼める業者の選び方

 

安く頼める業者の選び方について解説していきます。

 

近年ではお客様から業者が沢山ありすぎて何処にしていいのか分からない、とゆう声も良くお伺いします。長く業界にいるからこそ分かる「安く頼める業者の選び方」を実績と経験に基づいて解説していきます。

 

 

 

 

リサイクルや買取りに強い業者を選ぶ

 

リサイクルや買取りに強い廃品回収業者は回収費用が安いです。

 

理由は簡単で、回収した廃品をゴミにしないからです。ゴミにしない事で、廃棄にかかる処分費用がなくなり、結果回収費用に反映されて安くなります。

 

とにかく安く回収します!的な謳い文句の業者よりも、リサイクルや買取りの実績をきちんと公開している業者の方が安くて良い業者の可能性が高くなります。

 

リサイクルや買取りにも各業者により強み、弱みはありますので、相見積もりは必須です。

 

「リサイクル出来る廃品」

 

廃家電

金属リサイクルやレアメタル、東南アジアでの再利用などグローバルな展開の企業が強い

 

家具

リメイク家具や日本国内で店舗販売をしている業者がリサイクルに強い

 

雑貨など

ネットショップやオークション代行などを運営している業者がリサイクルに強い

 

このように、廃品と言えど色々な物がありますから業者により強みと弱みが存在します。1つでも多く当てはまる所は安くていい業者の可能性が高いです。

 

 

 

 

 

海外へ輸出している業者は料金が安い

 

海外へ廃品を輸出してリサイクルしている業者は回収費用が安い傾向があります。

 

日本国内ではゴミになる物でも海外では売れる物が沢山あります。ゴミとして廃棄処分に費用をかけるよりも、いくらかでも海外で売れる方がエコで安いです。

 

特に、自社で海外のリサイクルショップを運営している企業はリサイクルに特化しているので回収費用が安い傾向があります。

 

 

 

 

ランキングや比較サイトを使わない

 

比較サイト、ランキングサイトを経由して見積もりをすると費用が高くなる傾向があります。

 

理由は簡単で、比較サイトやランキングサイトのマージンが発生するからです。一般的には制約金額の20%〜30%です。

 

廃品回収の業界は業者で溢れかえるほどで、既に数年前から価格破壊が起きています。そんな価格競争の中で、このマージンが見積り金額に上乗せされるのは言うまでもありません。

 

気に入った業者を見つけたら比較サイトから出て再検索して「直接問い合わせ」しましょう。

 

この行為を行うだけで回収費用が20%〜30%安くなります。とにかく安く依頼したい場合には比較サイト、ランキングサイト経由でのお見積もりはおススメできません。




本当に無料?巡回している廃品回収の料金システム

 

未だに見かける軽トラックでスピーカーをならし巡回している廃品回収。

 

アナウンスでは「無料」となっていますが果たしてその実態はどうなのか?詳しく解説していきます。

 

「お金がかかった」「沢山請求された」などはよく聞く話ですが、なぜそうなってしまうのか理由についても深掘りして解説していきます。

 

 

 

 

指定の品目は無料だが一部だけ

 

無料で回収できるのは一部のみで、後は全て有料、とゆうのがセオリーです。

 

軽トラックで巡回している廃品回収業者のセオリーですが、簡単に言えば「売れる物は無料で回収」するだけの事です。

 

お金にならない物や処分にお金がかかる物は当然請求されますので、何でも無料で回収してもらえる訳ではない事は理解しておきましょう。

 

「無料で回収出来る廃品」

 

●新しい家電
●リサイクル再販できる物
●有価物

 

 

 

 

買取りはしてくれない

 

軽トラックで巡回している廃品回収業者は、買取りは行いません。

 

そもそも古物商として巡回しているわけではありませんので、買取りが出来ません。彼らの商売方法としては、いかに売れる物を無料で引き取る、又はお金を貰って引き取るかに生活がかかっています。

 

その為、新しい家電で本来売れるべき物でも、難癖付けて無料引き取りしようとします。

 

対策としては、依頼する側が知識を付けて気を付けるしかありませんので注意しましょう。売れる廃品の真贋は、リサイクルショップ、買取り業務も行う不用品回収業者へ見積もりを行い判断してもらいましょう。

 

 

 

 

 

費用が発生するパターン

 

軽トラックで巡回する軽トラックの廃品回収で費用がかかるのは、リサイクル出来ない、売れない価値の無い物を回収した際に発生します。

 

廃品回収業者も仕事です。利益を出さなければいけません。その為ゴミにしかならない物の回収を頼んだ場合には回収料金を請求されます。

 

価値がある、売れる有価物に関しては無料引き取り、価値が無い物は有料での引き取り、とゆうのが一般的なので、スピーカーのアナウンスだけに惑わされないようにしましょう。

 

「費用が発生するケース」

 

●リサイクル出来ない廃品を引き取る場合
●ゴミを回収する場合
●リサイクル家電を回収する場合



安い廃品回収のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

身近にあると便利な廃品回収業者ですが、いざとなるとあまり頼んだ人はいません。その為いくらかかるのか、安いのか適正なのか、追加料金など沢山の不安に直面します。

 

一度きりの依頼だからこそ、失敗しない為に初めての方向けに参考になればと思い執筆してみました。誰かの目に留まり少しでもお役に立てれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。