衝撃!ゴミ屋敷の整理を依頼する人の9割以上が女性!?


最終更新日:2023年4月16日

 

・女性に関するゴミ屋敷の情報が知りたい方へ。

 

・身内や自身が女性であり、ゴミ屋敷住民で、自分と同類の人はいるのか、女性に多いのか気になっている。

 

・実家の母が物を捨てられなくて困っている。

 

 

こんな事を思っていませんか?

 

ここでは下記の内容を実例もまじえて解説します。

 

 

 

この記事を書いているのは不用品回収オラフグループの経営者です。この業界に勤務して13年以上の中で地域やお客様を問わず、物干し竿の捨て方への相談にも数えきれないほど応えてきました。

 

よくあるご質問や私の経験・知識から役立つ情報を惜しみなく紹介していきます。

 





ゴミ屋敷住人の大半が『女性』である現実

私はサラリーマン時代から創業、そして2020年の現在に至るまでに1000件以上のゴミ屋敷の相談・お片付けを行ってきました。

 

遺品整理や生前整理に関わるゴミ屋敷だけでもこれ程の件数が存在する現実があります。その実績を見返してみて気が付いた1つの事実。

 

以前、大阪市や横浜市の調査結果でも話題となりました『ゴミ屋敷は女性に多い』とゆう現実のデータです。では何故ゴミ屋敷は女性に多いのでしょうか?

 

そのシンプルで重要な1つの疑問について、経験と実績に基づき深掘りして解説していきます。

 

 

 

極度のストレスを感じる職業


若年層から高齢者までの女性の中で、幅広くゴミ屋敷の原因となっている1つの大きな理由が『極度のストレス』です。

 

多くは仕事に関するストレス、その他は対人ストレス、自分自身への自虐によるストレス、様々なケースを拝見してきました。

 

特に、看護師や介護士など生死に関わる仕事、芸能関係や夜のお仕事など極度の対人ストレスを伴う仕事、政治関連などの重大な責任を負う仕事に携わる方に多い印象です。

 

過去にこんな依頼がありました。

 

守秘義務により詳細は伏せますが、依頼者様は国営団体の最高責任者の女性。ネットで名前を調べれば総理大臣賞などの表彰が出てくる程、大変立派な方です。

 

生前整理のご相談を受け、お見積りに伺うと自宅に入れない程のゴミ屋敷でした。当社にご依頼を頂き、作業の過程で沢山のお話をさせて頂きましたが、特に印象に残っている言葉は『仕事以外が手につかない』とゆう言葉です。

 

独身とゆう事もあったかもしれませんが、女性が第一線で活躍できる2020年現在、女性への負担が非常に大きいのも現実問題としてあげられるでしょう。

 

 

戦後の『物が無い時代』を経験した女性


次に多くの理由を占めるのが、戦後間もない物が無い時代を幼少期に経験した女性の方のゴミ屋敷です。

 

私の母もそうでしたが、団塊の世代以上の年齢の方は、幼少期に『物がない』時代を経験しています。言葉で言うのは簡単ですが、お話をお伺いすると、その壮絶な苦しさやストレスは計り知れないものだったと分かります。

 

いつか使えるんじゃないか、まだ取っておこう、その感覚が身に付いている為、物を捨てる、とゆう行為に抵抗があります。

 

亡くなったお父様の遺品整理と、お母様の生前整理のお見積りの依頼が入りお伺いした時の事。相談者様は娘様からです。現地へ到着し、中を拝見すると人が1人通れる分ぐらいの通路があるだけで、その他はゴミが天井近くまで積み上がっていました。

 

娘様は高齢で今後1人暮らしのお母様を心配し、1度全て綺麗に片付けて欲しいとの事でしたが、お母様は『ゴミじゃない』『全部必要な物』と意見が食い違ってしまい、喧嘩になってしまいました。

 

ゴミの通路を通り、亡くなったお父様のお部屋を開けてみると、とても綺麗に片付いており、物は少ない状況でした。家を守る、女性にゴミ屋敷が多い理由の1つなのかなとゆう印象が残っています。

 

 

買い物依存症


買い物をする、とゆう行為に依存してしまい、物が溢れてしまってゴミ屋敷になってしまう女性からの相談も非常に多いです。

 

『買い物依存症』とゆう言葉が存在するように、現実に買った物で溢れているゴミ屋敷は存在します。

 

依頼者様は決まって女性です。買った物に興味があるわけではなく、買うまでの行動に興味がある事が多い為、未使用品や未開封の物や洋服で家の中が溢れかえってしまう状態も何度もお見かけしてきました。

 

お見積りにお伺いした時の事。

 

玄関先まで山積みになった段ボールの山。袋の山。物の山。見るとその全てが雑貨や洋服の新品の物でした。依頼者様は20代の女性。

 

お見積りの際中にもネット通販で買った物が2件も届きました。その9割が未開封。『買い物が辞められない』『ストレス発散が買い物』と目に涙を浮かべながらのご相談でした。本人が1番辛いんだな、とゆう印象が強く残っています。




ゴミ屋敷になってしまったら【女性向け】

ゴミ屋敷は年々増加の傾向となっており、社会問題としての認知が強くなっています。国も重い腰を上げて現状の調査と把握を開始しています。最近ですと日本都市センターが行ったゴミ屋敷対策へのアプローチが有名です。

 

ここからは、今現在のゴミ屋敷の状態を何とかして脱却したい方へ向けて、業者目線から切り込んだ意見で執筆していきます。

 

まだいいかな、もう少し考えたいかな、とゆう方は下部まで飛ばしてお読みください。

 

 

 

まずは自分流の分別


地区行政で設定されている燃えるゴミ、燃えないゴミなどの分別方法は、まずは無視してください。

 

入り口として1番最初に大切な事は、『自分流の分別』です。

 

そもそも論ですが、必要だったり捨てられなかったりした訳なので、今の現状があるはずです。今の現状とお別れする為には、今までの自分との決別はもちろんの事、手付かずだった物の山に手を付けていく事が最初のスタートです。

 

まず初めにやる事はとっても簡単で、以下の2種類に自分流の分別をしてみましょう。

 

いる物

 

いらない物

 

 

注意点としては、『物を減らす為』にやっている事を忘れないでください。迷った挙句、要る物ばかりになるとゴミ屋敷は改善されません。楽しくやりつつ、思い切って捨てるぐらいの覚悟で望みましょう。

 

 

売れる物は売る!


いる物、いらない物で分けてみた結果、いかがですか?恐らく思ったよりも全然物は減らなかったはずです。次にやるべきステップは『売れる物は売る!』です。

 

あなたが『いる物』として分けた物、最後に使ったのはいつですか?最後に見たのはいつですか?極論ですが、使わずに埋もれてしまっていた物は『不用品』です。

 

売れる物は売り、必要であれば、そのお金で新しい物を購入しましょう。とりあえずお金に変えておけばお金は場所を取りません。

 

メルカリやヤフオク、ラクマやジモティー、オークションやネットフリマを活用して、いる物の中からお金に変わる物をどんどん売却していきましょう。

 

当社の過去の相談者様の中には、売れる事が楽しくなってどんどん片付いていった方も沢山いらっしゃいます。まずは1つでもいいので『売る』とゆう行動をとりましょう。

 

 

お金で解決(業者)か自分で解決(時間と労力)


最終段階では、業者に依頼して片付けるか、自分で最後まで片付けるかの2択になります。

 

売れる物は売った、捨てる物も捨てた、でもやっぱり物が多すぎて自分では厳しいとゆう方は、業者へお片付けを依頼するのも検討してみましょう。

 

無料見積りを頼めば、いくらかかるのか明確に知る事が出来ます。

 

ここまでのお片付けで自信が付いた方は、このまま自分でお片付けを完了するまでチャレンジしてみる事をオススメします。万が一業者に依頼する場合でも、物が減っていればその分だけ料金は安くなります。諦めずに頑張りましょう!

 

参考情報として、以下に当社のゴミ屋敷清掃の料金表を載せておきます。

 

間取り

(目安)

作業時間

(目安)

料金

1K

4時間

¥45,000〜¥14,5000

1DK

6時間

¥90,000〜¥190,000

2DK

1日間

¥150,000〜¥270,000

3DK

1日間

¥220,000〜¥380,000

4DK

2日間

¥290,000〜¥500,000

5DK

2日間

¥380,000〜¥650,000

 

更に詳しく知りたい方は、以下のゴミ屋敷清掃のページをご覧ください。過去の作業事例や料金なども公開しています。

 



ゴミ屋敷に関する関連情報

ここからは、ゴミ屋敷に関する関連情報をお届けします。ゴミ屋敷から生まれるメリットは、残念ながらありません。反面、生まれるデメリットは沢山あります。ゴミ屋敷の状態を継続しているとどんな事になる可能性があるのか、以下で少しだけ紹介していきます。

 

 

ゴミ屋敷を放置すると何が起きる


ゴミ屋敷の状態を継続していると、ほとんどの場合でトラブルが発生していきます。どんなトラブルが起こる可能性があるのか、見て行きましょう。

 

食品(生ごみ)の有無でも大きく分かれますが、まずは害虫被害です。特にゴキブリです。生ごみが無くてもゴキブリは大量発生します。

 

物が多いと暖かく、ごみに守られ警戒心も薄れる為ゴミ屋敷は絶好の住処です。必ず近所や近隣へ旅に出ますのでクレームになる事が多い原因です。

 

生ごみがある場合には、悪臭やネズミ、それらの糞尿被害によりとんでもない状態になっている事もよくあります。以下にトラブルに関する参考情報のリンクを貼っておきます。気になる方はご覧ください。

 

 

 

ゴミ屋敷を業者に依頼すると


業者へゴミ屋敷清掃を依頼する事により、アッとゆう間に綺麗にする事は出来ます。ですが、頼んだ事がある方はほとんどいないでしょう。

 

何処の業者にしたらいいのか、費用はどれぐらいなのか、時間はどれぐらいかかるのか、分からなくて当然かと思います。

 

以下に遺品整理業者の選び方を解説している記事へリンクを貼っておきます。業者の選び方の基本は同じです。興味のある方は参考にしてみるといいでしょう。

 




まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

業界にそれなりの規模で長くいるといいことも悪いこともたくさん見えてきます。

 

そんな大変な時にこの記事を読んで参考にして頂ければと思い執筆いたしました。ご活用頂けますと幸いです。