【無料〜有料】ブラウン管テレビの捨て方７つと注意点を不用品回収業者が解説

最終更新日：2023年2月10日

 

ブラウン管テレビの捨て方で以下のことが気になりませんか？

 

 

一昔前までは、リビングには大きなブラウン管テレビが鎮座しているのが当たり前でした。大きければ大きいほど、豊かな家庭の象徴でもあったブラウン管テレビも現在では「捨てにくい家電」の代表格となっています。

 

＼この記事でわかること／

 

 

 

 

 

ブラウン管テレビの捨て方７つの方法

 

ブラウン管テレビの捨て方は以下の７つに分けられます。

 

 

どんなテレビでその方法が使えるのか、処分にかかる料金、手順などを順番に説明いたします。

 

 

 

１，家電販売店で捨てる

 

よく知られているのは家電販売店で引き取ってもらう方法で、大手の家電販売店であれば新しく購入しなくてもブラウン管テレビの引き取りをしてくれます。

 

ただし、自宅まで引き取りに来てもらう時には収集運搬料金とは別に2,000円くらいの出張料金がかかります。

 

家電販売店への持ち込みであれば「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」の合計5,000程度で処分できます。料金はテレビの大きさや販売店で決められた収集運搬料金によって変わります。

 

 

家電リサイクル券の購入や指定引取場所への配送なども代行してくれるので、簡単にできる処分方法です。

 

 

 

 

２，持ち込み処分する

 

家電リサイクル協会が指定する指定引取場所へ自分でブラウン管テレビを持ち込み処分する方法もあります。

 

 

家電リサイクル料金以外には費用が発生しないので、処分費用を抑えられます。しかし、家電リサイクル券の購入や搬入予約など手続きが必要になります。

 

手間が増える点や自由度が薄く、受付日時が限られていることがネックです。平日に働いている方には日時の縛りもハードルが高いポイントです。

 

 

詳しい持ち込みの手順や、縦鼻に必要なことなどは一般財団法人　家電製品協会　家電リサイクル券センターが担っていて詳しく解説してくれています。以下のリンクから手順を確認して下さい。

 

又、持ち込みが出来る最寄りの指定家電リサイクル引き取り所も以下から確認できますので、ご確認ください。

 

 

 

 

３，不用品回収業者に引き取ってもらう

 

手続きが面倒な方や自分でブラウン管テレビを持ち出せない方には不用品回収業者も有力な選択肢の一つです。

 

不用品回収業者では配線の取り外しや室内からの運び出しも基本サービスに含まれているので、電話一本でブラウン管テレビの処分ができます。

 

不用品回収のスタッフは基本的に、お客様の元から要らなくなった家電や家具を毎日回収している為、運び出しにも慣れていますし、面倒なリサイクル券の購入なども代わりに行ってくれます。

 

回収したブラウン管テレビは出来る限り廃棄処分はせず、海外貿易などリユースに繋げているのが家電販売店と大きく違う点です。台数や大きさに関わらず、基本料金は3,000円程度なので一度に複数の家具や家電を処分したい方にも向いている処分方法です。

 

 

 

 

４，フリマアプリやネットオークションで売る

 

ブラウン管テレビもフリマアプリやネットオークションを通して売ることもできます。

 

電源しか入らないようなジャンク品であっても送料込みで3,000円〜5,000円で取引されています。ネット販売でネックとなる配送方法も、「メルカリのたのメル便」を利用すれば、梱包から運び出しまですべて配送業者スタッフがおこなってくれるサービスもあります。

 

配送料金は2,000円程度かかるので、値段設定時には赤字にならないようにだけ気を付けましょう。

 

ブラウン管テレビはゲームとの相性が良いというのが需要の理由です。レトロゲームから出力される信号も正しく正確に読み取ってくれます。また、ラグが少ないので動きの速いゲーム動画もブレることなく映し出されるとゲーマーの間でも人気です。

 

 

 

 

５，支援団体へ寄付する

 

海外支援を目的として活動している支援団体へブラウン管テレビを寄付するという手放し方もあります。

 

日本では需要がないブラウン管テレビも海外では貴重な家電製品だからです。寄付されたブラウン管テレビはメンテナンスしたあとで輸出されるので、どんな状態でも引き受けているというわけではありません。

 

例えば、発展途上国への支援を行うGIFT for SMILEでは寄付できるテレビを以下の条件を満たしているものに限定しています。

 

 

処分費用はかかりませんが、送料は自己負担となりますので完全に無料ではない点に注意しましょう。

 

 

 

６，地域掲示板で欲しい方に譲る

 

ジモティーなどの地域掲示板でブラウン管テレビが欲しい方に譲るという選択肢もあります。

 

様々な理由でブラウン管テレビを必要としている方は沢山います。お店の飾りであったり、インテリアデザインとして置いたり、需要は様々です。

 

昭和レトロの家具や家電を好んで集めているコレクターの方も沢山います。その為ブラウン管テレビをコレクションしている方は少なくありません。

 

これらの理由で、ブラウン管テレビには一定数の需要があります。こちらが捨てたいテレビを貰ってくれる貰い手探しをするには地域掲示板を利用するのが便利で簡単です。

 

出品にもスマートフォン１つあれば簡単に出来ますので、捨てるのを急いでいない方は一度ジモティーで捨てられるか試してみましょう。

 

 

 

７，海外輸出業者で買い取って貰う

 

東南アジアへブラウン管テレビを輸出している業者へ持ち込みして買い取って貰う方法があります。

 

東南アジアではブラウン管テレビの需要度が高く、価値がある有価物として取り扱われていますので、それらを業として行っている会社へ持ち込みして買い取って貰う捨て方があります。

 

買取り対象の有価物の扱いとなりますので、メーカー指定、大きさ指定、状態まで細かな条件をクリアする必要がありますが、敷居はそんなに高くはなく、結構優しい条件なので、まずは一度対象になっているのか確かめてみるのが良いでしょう。

 

貿易業者で有名なのは「浜屋」などがあります。インターネットで調べれば近くの貿易会社を調べるのは簡単ですので、調べてみましょう。

 

ブラウン管テレビを処分するときの注意点

 

ブラウン管テレビを捨てるときには、それぞれに気を付けなければならないことがあります。

 

 

上記3つに気を付けなければいけない理由や対策をご紹介します。

 

 

 

ブラウン管テレビは家電リサイクル法の対象

 

ブラウン管テレビは家電リサイクル法の対象商品で、粗大ごみではないことを覚えておきましょう。

 

家電リサイクル法とは資源の有効活用を目的として2001年４月１日から施行された法律です。

 

たとえば、ブラウン管テレビは管背面部のガラス部分に鉛が使用されているため、正しく処分しないと環境にとって有害となってしまいます。

 

家電リサイクル法で対象となったエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機は、処分手順や料金が全国どこでも統一されています。分解して素材ごとに分けて処分することも禁止されています。

 

 

 

 

 

悪徳業者に注意！

 

どこかしらの業者を利用してブラウン管テレビを捨てるときには、悪徳業者に関わらないように注意しましょう。

 

悪徳業者に依頼するとお金も時間も無駄にしますし、怖い思いをするのでメンタル面でもダメージを受けます。

 

 

悪徳業者に関わらないようにするには、業者選びに時間をかけることが大切です。資格や許可など表面上なことからスタッフの接客態度、見積書を出してくれるかなど、契約前に見極めましょう。

 

 

 

 

引き取りに来てもらうには費用がかかる

 

自宅まで引き取りに来てもらうには「引き取り料金」がかかることを考慮して、捨て方を選ぶといいでしょう。

 

引き取り料金は家電販売店、自治体の廃棄物処理業者、不用品回収業者で独自に決められており、相場価格は1650円〜4,000円と幅広いです。

 

家電販売店の場合には配送を伴う買い替えの場合でも収集運搬料金がかかります。この場合の収集運搬料金は引き取り先や家電販売店の倉庫から指定引取場所へもっていくための運搬料金として使われています。

 

ゆういつの方法として、指定家電リサイクル引き取り所へ自分で予約を入れて持ち込み処分すれば、運搬費用をかけることなく、ブラウン管テレビを廃棄処分できます。

 

ブラウン管テレビを早く捨てた方がいい理由

 

今の時点で使っていないブラウン管テレビは早く処分したほうがいいです。

 

 

近年では、リサイクルによる法律や世界的な取り組みがどんどん進められています。SDGsの取り組みも最近では有名です。プラスチックリサイクルも法律を変えてでも取り組みするリサイクルの一環です。

 

このように、現在ではここまでで解説した処分方法でブラウン管テレビを捨てることが出来ますが、今後は厳しくなる見通ししかありません。料金も上がるでしょうし、簡単ではなくなります。

 

処分しないで置いておいても良い事は１つもありませんので、早めに処分するように検討してください。

 

 

 

使うには別売りの機械が必要だから

 

現代でブラウン管テレビを使って電波を受信するには地デジチューナーが必要になります。

 

地デジチューナーとは名前の通り、地上デジタルの電波を受信するための機械で、5,000円くらいで購入できます。

 

説明書通りに配線をつなぐだけで見られるようになりますが、液晶テレビのような映りと操作の手軽さには期待できません。

 

たとえば、地デジ放送とは画面のサイズが変わるため、今後放送される番組はブラウン管テレビの画面いっぱいに映ることはなくなっていきます。正方形のテレビで地デジ放送を見るときには、上下に黒い線が入ってしまうからです。

 

また、ネットフィリックスやアマゾンプライムを気軽に楽しむこともできません。HDMI端子やUSBは70年代になかったものなので、パソコンとつなぐにはコンポジットケーブルやRFコンバーターといった機器が必要になります。

 

 

 

 

発火の危険があるから

 

ブラウン管テレビも古くなってくると発火の危険が高まります。

 

熱、湿気、ホコリなどの影響で高電圧部品などが劣化し、発煙・発火を引き起こすからです。

 

もちろんこれはブラウン管テレビに限ったことではありませんが、電源を入れている時間が長いテレビは熱を帯びやすいため他の家電に比べてリスクの高い家電と言えます。

 

 

などの不具合を感じたら使用を中止したほうが賢明です。

 

 

 

 

生産が終了していてサポートが受けられないから

 

全国でブラウン管式テレビを適切に処理できる工場が減ってきていることも早く処分したほうがいい理由として挙げられます。

 

ブラウン管テレビの廃棄処分台数が減っているため工場の運営を維持することが難しくなってきているからです。

 

2011年7月24日には完全に地上デジタル放送へ移行し、シャープとインドの企業も2015年にブラウン管テレビの生産を終了しています。

 

生産が終了したからと言ってブラウン管テレビが今後、プレミア価格で取引されるということはほぼありません。理由としてはブラウン管テレビが重くて、場所を取る上に今のモニターよりも格段に優れている点が見られないからです。

ブラウン管テレビの回収事例

 

不用品回収業者に依頼すると便利そうだけど、依頼したことが無いから不安！とゆう方へ向けて、過去に当社にご依頼いただきましたブラウン管テレビの回収事例をご紹介します。

 

 

という方の参考になれば幸いです。

 

 

 

ブラウン管テレビの捨て方まとめ